髪質改善はトリートメントではありません。
この記事を見よう、と思った方は
髪質改善に少しでも興味がある方だと思います。
髪質改善に興味がある方、
実際に施術したが、仕上がりに納得いかなかった方、
そのような方向けにこの記事は書かれています。
私は銀座で「髪の整形」といわれる
最強の髪質改善をマンツーマンでおこなっています。
ここ最近、
髪質改善というワードを聞く機会が増えています。
私はホットペッパーなどの集客媒体には一切掲載していません。
instagram経由でご予約、ご相談を頂くのですが、
「髪質改善と、トリートメントは何が違うのか?」
という内容のDMやLINEをたくさん頂くので、解説させて頂きます。
大きく違うのは
髪質改善は「薬」を使用するのに対し、
トリートメントは「化粧品」を使用する施術です。
ここでいう「薬」とは
「医薬部外品」です。
「医薬部外品」とは、厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。
「化粧品」とは、医薬部外品と比較して効能・効果が緩和で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品です。
医薬部外品に認められている効能・効果は化粧品では認可されていないので、パッケージなどで表現することはできません。
つまり
髪質改善は髪質を改善する、今より扱いやすくする、ということ。
トリートメントはダメージが進まないための防御、またはツヤ出しです。
トリートメントは皮膜をつくります。
膜で防御するわけです。
その膜はたんぱく質や油分などで構成されています。
皆さまは毎日シャンプーしますか?
シャンプーとは、お湯では落としきれない汚れ、皮脂などを落とすものです。
油汚れなどをしっかり落として、頭皮や髪を健やかな状態に導くものです。
トリートメントは髪に皮膜をつくります。
シャンプーは油汚れとトリートメントの皮膜を区別することができるでしょうか?
油汚れは落として、トリートメントの油分は残す、なんていうことができるでしょうか?
当然できませんよね。
シャンプーに意思はありません。
つまりトリートメントは洗浄によって洗い流されてしまいます。
実感が1週間続いたら大したものです。
トリートメントに過剰な期待をするのは疑問です。
少なくとも、髪質を変えることはできません。
髪質改善とは、トリートメントではないのです。
私はそう定義します。 しかしこの「トリートメント施術」を
髪質改善と謳っている美容室もあるようです。
僕のもとにいらっしゃる新規のお客様で、
「他店で髪質改善をしたが、全く効果を感じなかった」
という方が約半数いらっしゃいます。
「やればやるほど綺麗になる」と言われて月1で半年通って、
髪がバキバキに硬くなっている方もいらっしゃいました。
ただ油分で根元がベタベタ、毛先はパサパサになっている方もいらっしゃいました。
酸熱トリートメントというメニューを数回続けて、髪の調子がどんどん悪くなったという方もいらっしゃいました。
私が行なっている髪質改善は、
細部まで追求したこだわりの技術で、理想の仕上がりを実現します。
美容師の技術のみならず、
スキンケア会社を立ち上げ、基礎化粧品をいく中で得た知見と、
フォトグラファーとして「美」を追求した経験による理想のバランスを見抜く眼と感覚。
様々な経験をしてきたからこそ、
髪質にコンプレックスをお持ちのすべての方におすすめしたい施術です。
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