「uncover rouge」完成間近で思うこと
ようやくか、と思わず声に出てしまうのは僕はもとより、能見真優華のファンと、彼女自身もだろう。
色校正を何度もやり直し、ようやく今朝届いたもので納得できた。
能見真優華(@nyon0514)の写真集、「uncover rouge」がいよいよ印刷作業に入る。
撮影は2日のロケで終わったが、
フィルムの現像、セレクト、紙焼き、レイアウト、色校正、、で50日くらいほぼ毎日手を加えていた。
35mmハーフのフィルムの荒さと、中判フィルムの立体感。
どちらもフィルムならではの「味」を感じてもらえる写真をセレクトして、レイアウトを進めた。
iphoneというある意味で最強のカメラを誰もが持っている今だからこそ、
ネガフィルムの粒子やスローシャッターによる手ブレなど、
「画像」ではなく「写真」ならではの「完璧でない要素」をあえて意識した。
モデルが完璧な美しさを持っているからこそ、完璧でない要素がなければtoo muchなものになってしまう。
今はもう「写真集はしばらくいいや、、、」という気分だが、
製本されて届く頃には、次のアイデアが頭のほとんどを占領している気がする。
もっと凄いものをつくりたいのだ。
しかしながら今回の「uncover rouge」はすごく気に入っているし、早く見せたい気持ちで胸が踊っている。
発売日はまだ決まっていないが、おそらく10月25日くらいになる予定。
20万人のフォロワーがいるのうみの写真集ではあるが、初版は100部なので、instagramを常にチェックして頂ければと思います。