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仕上げにアイロンは使いません。【最強の髪質改善】

連日、髪質改善のご予約をたくさん頂いております。

本当にありがとうございます!!!



その中で

他店で髪質改善(ぽいもの)を施術して、

逆に傷んでしまった、または効果が1日しか持たなかった、

というお客様が一定数いらっしゃいます。

ご予約の全体の2割ほどでしょうか。



髪質改善をやったのに傷んでしまった、効果がない、

ということに関して解説していきます。

どうかこのような悩みを持つ方に届きますように。



 


最も多いのは

髪質改善=酸熱トリートメント

というパターンです。


酸熱トリートメントというワードは最近よく耳にする方も多いのでは??


酸熱トリートメントとは、

傷んだ髪に対して

グリオキシル酸、レブリン酸などの

酸性の成分を使用し、さらに高熱で水を抜くトリートメントです。



かなーりマニアックになってしまうので、

一般の方が分かりやすいように記します。



「酸熱トリートメントは、髪を油っぽくする」



はい、意味不明ですよね笑

油でベタベタにするという意味ではないです。もちろん。



まず前提として

健康な髪は疎水性(そすいせい)

ダメージ毛は親水性(しんすいせい)

これをおさえて下さい。


疎水性とは、水を疎う(うとう)ということ。

つまりは油っぽいということです。

親水性とは、水と親しいわけなので、水っぽいということです。



若い人の肌は水を弾く、なんていいますよね。

髪もそうで、

健康で綺麗な髪は水を弾くんです。


ここまでは大丈夫ですか??



はい、そして

親水性の髪に酸熱トリートメントの「酸」の部分、

グリオキシル酸やレブリン酸をぶち込むと、

水の通り道がシャットアウトされます。

そう、疎水性になるわけです。



ただグリオキシル酸やレブリン酸をぶち込むだけでは不十分です。



ここで「熱」の登場。



水分を髪から完全に抜くと酸による結合が生まれ、その結合が自由に出入りする水=自由水をシャットアウトするのです。



さらに水分を抜くために縮毛矯正の時よりも高熱の200度くらいのアイロンでストレートにします。


水を高熱で抜きながら酸の結合を促していくので、髪によってはクセが穏やかになったりします。


ただ「クセが伸びる」というのは少し言い過ぎで、

酸を結合するときに高熱のストレートアイロンを使うことによるおまけに過ぎません。



これが酸熱トリートメントをざっくり解説したものなのですが、

1番注意してほしいのは、



酸熱トリートメントの仕上がりは、

高熱(200度)のストレートアイロンで水を抜き切った状態です。


よく見る嘘みたいにツヤッツヤの後ろ姿の写真はこれですね。



ですので、再現性という部分に僕は疑問があります。


あと、

グリオキシル酸などはまだ新しい成分で、謎が多いです。


熱のダメージなのか、酸が原因なのか、

解析できない謎のダメージが進行していることが少なくありません。



僕はスキンケアのメーカーをやっている珍しいタイプの美容師だと思うのですが、


ちゃんと効果のエビデンス、メリットデメリットが透明でないと、怖くて使えません。



もちろん、うまく酸熱トリートメントを使いこなして、たくさんのお客様を幸せにしている美容師さんもいっぱいいます。


それはとても凄いことで、リスペクトすべきです。



で、やっと本題なのですが笑笑笑笑



題名のことです。



髪質改善の最後の仕上げは、ストレートアイロンを使いません。

毛先をコテで巻くだけです。


「明日から自分でもこうなる」

というのが、何より大事だと思っているからです。



僕の髪質改善は、

「元の髪が綺麗な人の髪質に近づける」

というのをゴールにしてます。


元々髪が綺麗な人だって、前髪や毛先を巻くくらいはしますよね?


だから仕上げに巻くわけです。











嘘みたいでしょ?


でも、本当に、

ドライヤーで乾かして、毛先を巻いただけです。

髪質にお悩みがある方は、

ぜひご相談ください🤩



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